高配当銘柄紹介 ~名古屋電機工業:6797~

投資
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こんにちは、クローバーです。今回は名古屋電機工業をご紹介します。
本稿主筆時点の配当利回りは3.6%と少し物足りない気もしますが、株価が下落傾向なのでもう少し利回りが良くなるかもと思い、調査してみました。

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概要

名古屋電機工業は高速道路の電光掲示板や標識車を製造しているメーカーで、名証2部に上場しています。電光掲示板は渋滞情報や事故情報を表示する看板、標識車は”工事中”などの標識をするNEXCOの黄色の車です。どちらも高速道路でよく見かけますね。そのため主要顧客はNEXCOになります。

海外展開は中国に事務所、インドに合弁会社を持っていますが、売上への寄与は特に記載されておらず、現時点では規模が小さそうです。

事業セグメントはNEXCO関連の「情報装置事業」と半導体の検査装置を製造している「検査装置事業」に分類されていますが、売上は情報装置事業が9割以上を占めています。

セグメント売上

配当金

現在の配当金は60円で、配当利回りは約3.6%あります。

配当金は21年度に急激に増加していますが、配当性向は10%程度を継続しているようです。
配当に対する政策は変わっていないようなので、利益を維持できるかどうかで今後の配当が変わりそうですね。

配当金推移

売上高、営業利益、EPS

売上高は年間10%程度の増加を続けています。

東名高速の大規模修繕工事のお陰でしょうか。メインの情報装置事業が堅調のようです。

売上高

営業利益は年々改善されており、昨年は20%を超えました。
ただし、昨年は粗利も急激に増加しています。21年度の決算短信には“仕様変更による契約金額増額”と記載されているので材料費を抑えて収入が増えたのかもしれませんね。実際に20年度と21年度を比較すると、売上は若干伸びていますが、売上原価は減少していました。
仕様変更は一時的な収入の増加なので、22年度の予想のように実力はもう少し低い値の気がします。

営業利益

EPS(1株当たりの利益)も営業利益と同様の動きです。

Eps

キャッシュフロー

営業キャッシュフローは大きくプラスの年とほとんどゼロやマイナスの年に分かれていますが、売上債権の増減が大きな要因のようです。顧客の特徴で売上が下期に偏っているので、3月時点で売上を回収できていないことがあるのかもしれません。トータルで見るとプラスなので、このあたりの心配はなさそうです。

キャッシュフロー

自己資本比率

自己資本比率は60%以上をキープしており、特に心配なさそうです。

自己資本比率

リスクについて

現在の配当利回りは昨年の大幅な増配で高まりましたが、営業利益も急増していました。実力はもう少し低い気がするので、減配がないか心配です。

また、事業のリスクとして国内の情報装置事業に特化している点が気になります。最近は道路関係の国家予算はほぼ一定の水準ですが、予算を減らされると名古屋電機工業の売上に直結しそうです。
ただ、令和4年度の予算では老朽化対策や人流・物流を支えるネットワークは重点的に取り組む項目になっていますので、しばらくは売上を伸ばしやすい環境かなと思います。

もう1つのリスクとして、上場先が名証2部なので100株単位でしか購入できない点があります。少額であれば個人でも買いやすいですが、最低16万円ほど必要になるので手を出しにくいですね。
また、出来高はかなり少ないので、思っている金額で株の売買が出来ないリスクもあります。

まとめ

配当利回りが気になって調査してみた名古屋電機工業ですが、今の配当金が一時的なものかどうかが気になる点でした。来期の利益と配当金の予想が出てから購入の再検討をしようかと思います。

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※本情報は参考としていただき、投資は自己責任でお願いします。

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