高配当銘柄分析 ~太陽化学:2902~

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こんにちは、クローバーです。今回は食品添加物を製造・販売している太陽化学について分析します。以前は保有していましたが、含み益に目がくらみ数年前に手放してしまった銘柄です。

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概要

太陽化学は名証2部に上場している企業で、主な製品ラインナップは以下の内容です。

食品用乳化剤、安定剤、各種鶏卵加工品、即席食品用素材、フルーツ加工品及び農産加工品、栄養機能食品、化粧品原料等の製造と販売を主たる目的としております。

太陽化学株式会社 有価証券報告書より抜粋

これだけでは具体的な製品が分かりにくいですが、乳製品、飲料、菓子、パン、ハム・ソーセージ、即席めん、卵黄加工品の食品素材を製造しています。そのほかにも化粧品や医療、健康食品、ビタミン剤などの製造も行っています。

売上高、営業利益、EPS

売上高はほぼ横ばいですが、営業利益率は伸ばし続けています。コロナの影響は限定的のようです。

EPSも右肩上がりで順調に増加しています。

セグメントは3つに分けられています。

  • ニュートリション事業
    医療、健康食品、ビタミン剤など
  • インターフェイスソリューション事業
    乳化剤などの品質改良剤(食品、化粧品、トイレタリー業界)
  • アグリフード事業
    卵黄加工品、たんぱく質素材、即席食品素材、フルーツ加工品など

セグメント別売上高を見ると、アグリフードが売上の約半数を占めています。しかし、利益率は低いようで他の2事業の利益が高いようです。利益率が最も高い事業はニュートリション事業で、今のところは大手企業よりも優位性があるようです。

キャッシュフロー

フリーキャッシュフローは19年3月の工場用地の購入時を除いて黒字を継続しています。

自己資本比率

自己資本比率は80%付近を維持しており、かなり安心感があります。

配当金

配当金は配当性向30%を目途に支給する方針のようです。最近は利益率の上昇に伴って配当金も順調に増加しています。

‘17.3は記念配当20円を含む

研究開発費

太陽化学は経営理念に「好奇心 そして行動」を掲げています。実際に売上高に対する研究開発費比率が食品業界の平均1%と比べて高い割合になっています。特に利益率の高いインターフェイスソリューションとニュートリションを重視しているようです。競争力を保つために多くの研究開発費が発生している見方もできますが、それが高い利益率として貢献しているようです。

ちなみに、2021年に公開された特許は16件ありました。加工肉用の油(肉汁)に関する特許もあり、最近流行りの代替肉業界への販売も見据えているようです。

まとめ

今回は食品メーカーの太陽化学について分析しました。今後も安定した売り上げが期待できるので購入を検討されてはいかがでしょうか。ただし、名証2部なので100株単位でしか購入できないデメリットがあるので、その点は要注意です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※本情報は参考としていただき、投資は自己責任でお願いします。

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